(「立読のようなもの」にはネタばれがある場合がございます)
お盆休みあけ、妻子とともに幸せな生活を送っていた渡部が働く建設会社 に、派遣社員としてやってきた仲西秋葉。 はじめのうちは、なにごともなかったのですが、夜のバッティングセンタ ーでの偶然の出会いからふたりの関係は深まり、ついに越えてはならない 一線を越えてしまいます。 不倫する奴なんで馬鹿だ。 ところが僕は、その台詞を自分に対して発しなければならなくなる。 ただし、その言葉の後に、こう続ける。 でも、どうしようもない時もある。 (本文より) しかし、秋葉の家庭は複雑な事情を抱えていたのです。 かのじょの両親は離婚し、母親は自殺。その後、父親の愛人が殺されると いう事件まで(15年前のこと)。 当時、殺害現場に倒れていたことから真犯人との容疑をかけられながらも、 沈黙をつけけてきた秋葉。 殺人者かもしれない女性との不倫の恋に揺れうごく渡部のこころ。 ふたりの関係がはじまって半年あまり。事件は、まもなく時効をむけよう としていました。 ■著者:東野圭吾 ■出版社:角川書店 ■価格:税込1680円 << よろしければクリックを #
by revenouveau
| 2007-11-22 09:36
| 立読のようなもの
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