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「さおだけ屋はなぜ潰れないのか?」

(「立読のようなもの」にはネタばれがある場合がございます)


最近の新書って、タイトルのつけ方がなかなかうまいですよね。
この本も、そのひとつ。

というわけで、タイトルにひかれて、だまされたつもりで読んでみましたが、
そこそこためになる内容といえるかもしれません。

いくつかのエピソードには多少うさん臭い感じがありますが、そのおかげで
逆に読みやすさが生まれているような気がします。いずれにしても、会計に
関する本にしては、はいりやすいということでしょうか。

わたしたちのお金や収益に対する姿勢に示唆的な提示をあたえてくれること
はたしか。しかし、そのわかりやすさゆえ、わかったつもりになってしまう
危険もあるという態度も、この本と向きあうときに必要なことだと思います。

■著者:山田真哉 ■出版社:光文社新書 ■価格:税込735円
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by revenouveau | 2005-06-03 08:43 | 立読のようなもの
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