「くわしい内容は、担当の者に伺ってください」
さて、この言い方のどこが間違っているのでしょうか。 【正解例】 くわしい内容は、担当の者にお聞きください。 【解説のようなもの】 「伺う」というのは、謙譲語。つまり、相手に対して自分がへりくだる場合 に使う言葉です。たとえば、「お客さまのお話しを伺いたいのですが」など のように使います。 ですから、この場合は、「お聞きください」を使うのが適切です。 日本語は、とても柔軟で、食欲旺盛な言語です。それは、日本語がタテに書いても ヨコに書いてもよかったり、英語をはじめとする外国語まじりの文章も数多く存在 することなどをみてもわかります。 そして、言葉は、つねに変化をつづけています。それは、言葉が生きている証拠と いえるかもしれません。 ですから、かつては間違った用法とされていたものが、現在では問題なく通用して いるということもあります。 それをふまえて、このたび、このようなシリーズをはじめてみました。みなさまに ご参考いただければ幸いです。 << よろしければクリックを
by revenouveau
| 2006-09-01 09:25
| 美句のようなもの
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