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2005年12月28日〜2006年1月4日

上記の期間は、ブログ記事のアップをお休みさせていただきます。

書きこんでいただいたコメントにご返事するのも、みなさんのところに
おじゃまするのも、かなり気まぐれな感じになると思いますが、どうぞ、
おゆるしください。

新しい年が、みなさんにとって、すてきな年でありますように。



【新企画のごあんない】

ブログのカテゴリに、項目がひとつふえていることに、もう、お気づき
でしょうか。
そうです。〈小説のようなもの〉
あたまのなかに、プロットは、ほぼできあがりました。この年末年始に
準備をして、年あけ、毎週月曜日(平日)にアップすることをめざして
いきたいと考えています。
雰囲気は、立原正秋さんの小説のようなイメージ。いまどきの作風では
ありませんが、文体も、あのような感じが、わたし的にはしっくりくる
ようなのです。
お時間があるようでしたら、ぜひ、読んでみてください。
                            さえら
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by revenouveau | 2005-12-27 08:25

「都市のファンタジア」をありがとう


〜 Fantasia della Metropoli 〜

12月24日から、丸の内で〈東京ミレナリオ〉がはじまりました。

ことしのテーマは“都市のファンタジア”。「日本から見たヨーロッパ」
をコンセプトに開催されています。(来年1月1日まで)

1999年にはじまった、このイベントは、今回でおしまいだそうです。

重要文化財の指定(2003年5月)をうけたJR東京駅丸の内本屋の復元・
保存への工事のため来年からは休止とのこと。(2011年竣工予定)

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※くわしくは、こちらをご参照ください。
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by revenouveau | 2005-12-26 07:51

Sauce au Vin Rouge  〜 Joyeux Noel ! 〜

■INGREDIENTS
1 echalote
150ml de vin rouge
50g de beurre
50ml de fond veau
sel
poivre

■PREPARATION
1)Faire cuire l'echalote hachee dans 10g de beuree pendant
  1 minute.
2)Ajouter le vin rouge et le poivre. Porter a ebullition et
  reduire jusqu'a ohtention d'une marmelade mouillee.
  (40ml de liquide)
3)Ajouter le fond de veau et faire bouillir 5 minutes.
4)Passer au chinois, rectifier l'assaisonnement et ajouter
  40g de beurre en fouettant.



※日本語訳をごらんになる場合は▼をクリックしてください。

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メリー・つづきマス.....〈日本語訳〉
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by revenouveau | 2005-12-22 08:09 | 仏語のようなもの

クリスマスの思い出

(「立読のようなもの」にはネタばれがある場合がございます)


7歳の〈僕〉と、60歳をこえた〈おばあちゃん〉は、いとこ同士。

ふたりにとって、クリスマスは、なにものにもかえがたい、トクベツな日。

1年間かけて貯めたおこづかいで材料を買って30個のフルーツケーキを焼
いたり、森から〈僕〉の背丈の倍以上もある木を切りだしてきてツリーに
したり、おたがいにプレゼントを交換しあったり、…

そう、まさに、イノセンス。

この物語に描かれているのは、世界の美しさや、ゆたかであたたかな情愛、
や、生きることの輝き。

そして、それは、クリスマスの季節、なんの曇りもなく結晶するのです。

わたしたちが、大人になるにつれて、いつしか見失ってしまっていたもの
が、そこにある、そんな思いがしてきます。

挿絵は、山本容子さんの彩色銅版画。

ほのぼのとした、それを楽しむだけでも、一見の価値がある一冊です。

お子さまといっしょに読んでみてはいかがでしょうか。

■著者:トルーマン・カポーティ ■翻訳:村上春樹
■銅版画:山本容子 ■出版社:文藝春秋 ■価格:税込1650円

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by revenouveau | 2005-12-21 08:05 | 立読のようなもの

ツ、イ、ラ、ク

(「立読のようなもの」にはネタばれがある場合がございます)


日本のどこか。

近畿地方のある町で、小学校、中学校の時代をすごした少年少女たち。

主人公の森本隼子が小学校に通っていたのは、19XX年。

友情、嫉妬、自信、挫折、…

それぞれが、さまざまな思いを抱きながら、生きていたあのころ。

14歳。雨の日、かのじょは、ある感情に出会ってしまったのです。

隼子たちの中学校に、産休にはいった教師のかわりに赴任してきた若い
代用教員の河村礼二郎とのあいだにおこったできごと。

そのとき、隼子は、恋とは「する」ものではなく、「おちる」ものだと
いうことを知ったのでした。

くるしくて、せつなくて、どうしようもなくて、ほんとうに、ほんとう
に愛していた、一生に一度の、真実の恋。

ヒメノ式文学の新境地ともいえる作品です。

   幼稚園児が「某ちゃんがスキ」だとか言うのを、成人はよく、
   かわいいとか、ほほえましいと評するが、園児でもだれかを
   好きになるというのは、かわいかったりほほえましかったり
   するものではなく、成人同様にもっと狂おしいものだ。

そんなふうに、〈あとがき〉に記す姫野カオルコさんの、児童文学?、
青春小説?、恋愛小説? を、あなたは、どう読むでしょうか。

■著者:姫野カオルコ ■出版社:角川書店 ■価格:税込1890円

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by revenouveau | 2005-12-20 10:19 | 立読のようなもの

MEMOIRS OF A GEISHA

(「立読のようなもの」にはネタばれがある場合がございます)


日本海に面した海辺のちいさな村に生まれた Sakamoto Chiyo。

年老いた父親が漁師をしながら家計をささえる貧しい家で、6つ年上の姉
Satsu とともに育てられました。

やがて、母親は、おもい病に。

ふたりは、口べらしとして身売りされ、Chiyo は、京都の祇園へ。

そのとき、Chiyo は、9歳。

芸者になるための下積みの修業や稽古、先輩からのいじめ、それに対する
小気味よい仕かえし、…

さまざまなことを経験して、かのじょは、成長し、Sayuri になっていく
のです。

10代のうちに前例のない高額でmizuage(水揚げ)され、意地のわるい
先輩 hatsumomo が去ったあとの、かのじょのしたたかさは、なかなか
のもの。

著者のアーサー・ゴールデンさんは、ハーバード大学とコロンビア大学に
学び、日本美術と日本史を専攻。この作品を書くうえで、その取材のため
に10年を費やしたというだけあって、花柳界のしきたり、着物や帯の意匠、
髪型、背景となる時代考証は、かなり正確です。

ふっと雅びを感じさせる小路に迷いこんだような華やかさだけではなく、
花柳界の暗部にもふれたストーリーが、とてもリアル。外国人が興味本位
に日本の芸者について書いたような感じになっていないところも好感。

ひとりの女性の眼をとおして、一人称で語れてていく、おとぎ話のような
物語に、わたしたちは、新しい日本を発見するかもしれません。

それにしても、日本の男性社会が生んだ 「danna」「mizuage」などと
いった「trophy wife」(イコールではないにしても)にも似た制度は、
考えさせられるものがあります。

かなりシンプルな英語で書かれているので、洋書への入口としてもおすす
めのペーパーバックです。

はたして、この美しく紡がれた世界を、スティーブン・スピルバーグ氏総
指揮のもと、ロブ・マーシャル監督は、どのように描いたのでしょうか。

************ to readers from ca~et~la ************
I couldn't help but turn pages after pages in the beautiful
suspense of the following events. I'm sure you'll have so
much fun. This is deeply emotional story.

■著者:Arthur Golden ■Vintage ■参考価格:税込1449円
ISBN 0099771519
※映画「SAYURI」の上映にあわせて、廉価版のペーパーバックがでてい
 る書店もあります。(表紙:チャン・ツィイーさん)

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by revenouveau | 2005-12-19 13:39 | 立読のようなもの

今年の感じ


先日(12月12日)、今年の世相をあらわす漢字が、京都の清水寺で発表
されました。

「愛」だそうです。

で、わたしも、書いてみました〈今年の感じ〉。

ひらがなの「わ」。

「和」とか「輪」とか「ワ」とか、いろいろ感じてみてください。


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                        読めるでしょうか。
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by revenouveau | 2005-12-19 13:37 | 所感のようなもの

101回目のプロポーズ  I'm here and never die.

〜 ハリウッド版リメイク(さえら案)〜


                         期待度:★★★☆☆
                         実現度:☆☆☆☆☆
【キャスト】

星野達郎(武田鉄矢)
     ■トム・ハンクス 
矢吹 薫(浅野温子)
     ■シャーリーズ・セロン 
星野純平(江口洋介)
     ■アシュトン・クッチャー 
矢吹千恵(田中律子)
     ■ミーシャ・バートン 
真壁芳之(長谷川初範)
     ■ヒュー・グラント 
石毛桃子(浅田美代子)
     ■ジェニファー・アニストン 

※ほか検討中

【ストーリー】

トムは、建設会社に勤める、うだつのあがらないサラリーマン。お見合い
の回数は、すでに 99回に達していました。
かれが、100回目のお見合いで出会ったのは、ニューヨーク・フィルハー
モニックのチェロ奏者シャーリーズ。(なんと、美人の才女)
じぶんとは不釣り合いだと思いながらも、かのじょの気をひくために、捨
て身でぶつかっていくトム。しかし、シャーリーズは、挙式の当日に交通
事故でなくなった婚約者ヒューのことを忘れることができなかったのです。
ふられても、ふられても、じぶんの心を伝えようとアタックするさえない
中年男の恋と涙と笑いを描く異色のラブ・ストーリーにご期待ください。

■監督:シャロン・マグワイア ■初公開:未定
■出演:上記参照

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by revenouveau | 2005-12-16 08:21 | 立見のようなもの

Soupe a l'ognon Gratinee

■INGREDIENTS: pour 2 personnes
2 oignons
25g de beurre
1/2c. a soupe de d'huile
1/2c. a soupe de farine
100ml de vin blanc sec
1/2 litre d'eau chaude
1 bouquet garni
sel
poivre
4 tranches de baguette
1/2 gousse d'ail
100g de gruyere rape

■PREPARATION
1)Peler et emincer les oignons. Dans une casserole, faire
  chauffer l'huile et le beurre. Y ajouter les oignons et
  faire fondre doucement pendant 30 minutes, en remuant
  sans arret, ils ne doivent surtout pas roussir.
2)Saupoudrer de farine, melanger bien a la cuillere de bois
  et faire legerement colorer.
3)Mouiller d'eau chaude et de vin blanc, assaisonner.
  Ajoutez le bouquet garni. porter a ebullition, ecumer et
  laisser cuire a feu doux pendant 30 minutes.
4)Pendant ce temps, faire dessecher au four les tranches
  de pain, les frotter avec l'ail.
5)Les deposer dans le fond de quatre petites soupieres
  individue;;es. Saupoudrer avec la moitie du fromage rape,
  verser la soupe par-dessus. Saupoudrer du restant de
  fromage et faire gratiner 5 a 6 minutes a four tres chaud.



※日本語訳をごらんになる場合は「more...」をクリックしてください。

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More...〈日本語訳〉
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by revenouveau | 2005-12-15 09:20 | 仏語のようなもの

kira-kira

(「立読のようなもの」にはネタばれがある場合がございます)


1950年代のアメリカ。

日系人のタケシマ家が、アイオワ州からジョージア州へと移っていく姿を
描いた物語です。

語り手のケイティは、幼稚園に通う、おさない少女。

人種差別と貧しさに耐えながら、3人の子どもたちのために、愛情のある
家庭を築こうと努力する両親の姿が、胸にせつなく、そして、あたたかく
ひびきます。

そんななかで、ケイティがとりわけ信頼し、憧れていたのが姉のリン。

かのじょは、空や海、さらに、身近なものを通して、世界が「きらきら」
したものであることを妹に諭していくのです。

ふたりの夢は、いつか、家族のために家を買うこと。

そんな姉妹の日常が、すてきな時間を紡ぎだしていきます。

ところが、リンのからだに悪性のリンパ腫が発見されると、お話しは一転。

けれども、姉の病気をとおして、ケイティは、リンの人生に対する見方を
思い出そうと懸命に…

   リンは、クリネックスのようにどこにでもあるなんでもない
   ものを使って、世界がどんなにすばらしいかを見せてくれる
   のが得意でした。いろんな方法で見せてもらいました。クリ
   ネックスとか、石けんのあわとか、ガラスの破片とか。これ
   が、姉の人生のいちばんの主題です。

これは、リンのお葬式のあとに書いた、ケイティの作文。

どんなものでも、見方によっては、「きらきら」している。世界は魔法の
ようにすてきだ、とでも言いたげな、リンの思いが、この物語をきらきら
させているように思いました。   

■著者:シンシア・カドハタ ■翻訳:代田亜香子 ■出版社:白水社
■価格:税込1575円

参考サイト

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by revenouveau | 2005-12-14 08:15 | 立読のようなもの